
今の時期って、何を植えればいいんだろう?
家庭菜園を始めたばかりの方が最初に感じる疑問は、ほぼ全員がこれです。
野菜には「植え付け適期」があり、適切な時期に植えることが豊作の第一条件です。
逆に言えば、時期さえ間違えなければ、初心者でも驚くほど簡単に野菜は育ちます。
この記事では、ベランダ菜園の1月〜12月の年間栽培スケジュールを一気に解説します。
どの月に何を植えるべきかがひと目でわかる「年間カレンダー」と、季節ごとの管理のコツをまとめました。



家庭菜園の本を買ってみたけど情報が多すぎて、どこから始めればいいかわかりません…



大丈夫です。この記事を読めば「今何をすべきか」が月単位でわかります。まずは「今月何を植えるか」だけ決めれば十分ですよ。
この記事でわかること:
- 1月〜12月のベランダ菜園 年間栽培スケジュール(カレンダー形式)
- 季節ごとの主役野菜と育て方の要点
- 初心者が絶対に押さえるべき「植え付けタイミング」の考え方
- 年間を通じて収穫が途切れない「リレー栽培」の組み合わせ方
- 各月の詳しい解説記事へのリンク集
| 見出し | 内容 |
|---|---|
| 年間栽培カレンダー 一覧表 | 主要野菜の植え付け・収穫時期を一覧で確認 |
| 春(3〜5月) 家庭菜園の黄金シーズン | 春野菜・夏野菜の植え付けラッシュ |
| 初夏〜夏(6〜8月) 収穫と秋への切り替え | 夏野菜の収穫最盛期と秋野菜の種まき準備 |
| 秋(9〜11月) 第二のベストシーズン | 涼しくなって甘みが増す秋冬野菜の季節 |
| 冬(12〜2月) 仕込みと室内栽培の季節 | 越冬管理・室内栽培・春への準備 |
| リレー栽培で収穫を途切れさせない方法 | 春〜秋を通じて何かが収穫できる組み合わせ |
| 各月の詳細記事リンク集 | 1月〜12月の個別記事へのリンク |
| まとめ | 年間スケジュールの要点整理 |
ベランダ菜園 年間栽培カレンダー
以下のカレンダーは中間地(関東・東海・関西)を基準にしています。
寒冷地(東北・北海道)は2〜4週間遅め、暖地(九州・四国)は2週間程度早めに調整してください。
| 野菜名 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 🍅 ミニトマト | ー | 🌱準 | 🌱準 | 🌿植 | 🌿植 | 🍅収 | 🍅収 | 🍅収 | ー | ー | ー | ー |
| 🍆 ナス | ー | 🌱準 | 🌱準 | 🌿植 | 🌿植 | 🍆収 | 🍆収 | 🍆収 | 🍆収 | ー | ー | ー |
| 🥒 キュウリ | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🥒収 | 🥒収 | 🥒収 | ー | ー | ー | ー |
| 🌶️ ピーマン | ー | 🌱準 | 🌱準 | 🌿植 | 🌿植 | 🌶収 | 🌶収 | 🌶収 | 🌶収 | ー | ー | ー |
| 🫘 エダマメ | ー | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿植 | 🫘収 | 🫘収 | ー | ー | ー |
| 🥔 ジャガイモ | 🌱準 | 🌱植 | 🌿植 | 🌿管 | 🌿管 | 🥔収 | 🥔収 | ー | ー | ー | ー | ー |
| 🫛 オクラ | ー | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿植 | 🫛収 | 🫛収 | ー | ー | ー |
| 🌿 モロヘイヤ | ー | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | 🥬収 | ー | ー | ー |
| 🥬 ゴーヤ | ー | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿管 | 🥝収 | 🥝収 | ー | ー | ー |
| 🥬 レタス | 🏠室 | 🏠室 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | ー |
| 🌱 ほうれん草 | 🏠室 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | 🥬収 |
| 🥬 小松菜 | 🏠室 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | 🥬収 | 🌿植 | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | 🥬収 |
| 🥕 大根 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 🌱種 | 🌱種 | 🌿管 | 🥕収 | 🥕収 |
| 🥕 ニンジン | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 🌱種 | 🌱種 | 🌿管 | 🌿管 | 🥕収 | 🥕収 |
| 🥬 白菜 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 🌱種 | 🌿管 | 🌿管 | 🥬収 | 🥬収 |
| 🥦 ブロッコリー | ー | ー | 🌿植 | 🌿管 | ー | ー | ー | 🌱種 | 🌿植 | 🌿管 | 🌿管 | 🌸収 |
| 🍃 シソ(大葉) | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | 🥬収 | 🥬収 | 🥬収 | ー | ー | ー |
| 🌿 バジル | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿収 | 🌿収 | 🌿収 | 🌿収 | ー | ー | ー |
| 🧄 ニンニク | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿越 |
| 🧅 玉ねぎ | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 🌿植 | 🌿植 | 🌿越 |
| 🔴 ラディッシュ | ー | ー | 🌱種 | 🌱種 | 🌱種 | 🌱種 | ー | ー | 🌱種 | 🌱種 | 🌱種 | ー |
| 🌿 ベビーリーフ | 🏠室 | 🏠室 | 🌿植 | 🌿植 | 🥬収 | ー | ー | 🌱種 | 🌱種 | 🌱種 | 🥬収 | 🏠室 |
| 🌱 かいわれ大根 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 | 🏠室 |
| 🌱 ミント | 🏠室 | 🏠室 | 🌿植 | 🌿植 | 🌿収 | 🌿収 | 🌿収 | 🌿収 | 🌿収 | 🌿収 | 🏠室 | 🏠室 |
凡例:
🌱準・種 = 準備・種まき
🌿植・管 = 植え付け・管理
🍅🥒🥬収 = 収穫期
🏠室 = 室内栽培
春(3〜5月)家庭菜園の黄金シーズン
春は家庭菜園で最もエネルギーに満ちた季節です。
3月から気温が上がり始め、4月にはホームセンターに夏野菜の苗が一斉に並びます。
「今年こそ始めよう」と思っている方の最初の一歩に最適な季節であり、経験者にとっても年間で最も植え付けの選択肢が豊富な月々です。



春にいっぱい野菜を植えたいのですが、どこから始めればいいですか?



まず3月にレタスかほうれん草から始めて、4〜5月にトマト・ナス・キュウリの苗を加えていくのが王道の流れです。一度に全部始めなくて大丈夫ですよ。
3月 春野菜のスタート月
3月は地温が上がり始め、レタス・ほうれん草・ラディッシュなど育てやすい葉物野菜の種まきが始まります。
初めて家庭菜園に挑戦する方は、この月から始めると失敗しにくく、春〜初夏に収穫の喜びを体験できます。
| 野菜 | 作業 | ポイント |
|---|---|---|
| レタス | 種まき・苗の植え付け | 好光性種子のため覆土は0.5cm以下 |
| ほうれん草 | 種まき | 苦土石灰でpH6.5に調整してから種まき |
| ラディッシュ | 種まき | 最短25日で収穫できる入門向き野菜 |
| ジャガイモ | 暖地では植え付け開始 | 芽出し済みの種芋を切り口乾燥させてから植える |
【関連記事】 3月に植える野菜おすすめと、初心者向けに失敗しない春野菜の選び方、土作り、種のまき方、プランター栽培のコツを紹介。詳細はこちら⇩⇩⇩
3月は家庭菜園スタートに最適!初心者でも失敗しない土作り・プランター栽培で、レタスやニンジンなど旬の春野菜を育てるコツを紹介。
4月 夏野菜苗の植え付けが本格化
4月はミニトマト・キュウリ・ナスの苗がホームセンターに並び始め、家庭菜園が最も活気づく月です。
4月上旬はまだ遅霜のリスクがあるため、トマトは可能ですがナス・ピーマンは中旬以降が安全です。
| 野菜 | 植え付け時期 | 選ぶべき苗の条件 |
|---|---|---|
| ミニトマト | 4月上旬〜 | 茎が太く節間が短い、葉色が濃い苗 |
| キュウリ | 4月中旬〜 | 本葉3〜4枚で黄化していない苗 |
| ナス | 4月中旬〜 | 1〜2輪の花がついているもの |
| ピーマン | 4月中旬〜 | 茎がしっかりした接ぎ木苗が特におすすめ |
| シソ(大葉) | 4月下旬〜 | 苗の方が手軽。プランターひとつで十分 |
【関連記事】 4月に植える野菜おすすめと、害虫対策を解説しています。詳細はこちら⇩⇩⇩
4月に家庭菜園を始めるなら、夏野菜の植え付けと遅霜対策が成功の鍵。初心者でも失敗しない「4月 植える野菜」おすすめ10選や「プランター栽培 4月」のコツ、害虫対策まで解説!
5月 家庭菜園の本番シーズン全開
5月はほぼ全地域で霜の心配がなくなり、全ての夏野菜を安心して植え付けられます。
エダマメ・バジル・ゴーヤなど5月ならではの品種も揃い、一年で最も苗の選択肢が豊富な月です。
5月後半は梅雨入りが近づくため、風通しの改善と排水対策も同時に行いましょう。
| 野菜 | 特徴 | 5月植えのメリット |
|---|---|---|
| エダマメ | 収穫直後の甘さが絶品 | 夏の収穫に余裕をもって間に合う |
| バジル | 高温を好む。霜に弱い | 5月が最も安全な植え付け開始時期 |
| ゴーヤ | グリーンカーテンにもなる | 梅雨前に根付かせると夏の成長が旺盛 |
| モロヘイヤ | 暑さに最強の栄養野菜 | 初夏から秋まで繰り返し収穫できる |
【関連記事】 5月から始める夏野菜の植え付け方と、プロが実践する管理術を詳しく解説しています。
6月の栽培と合わせてお読みください。 詳しい内容はこちら ⇩⇩⇩
5月は家庭菜園のベストシーズン!夏野菜8選と、トマトやきゅうりがすくすく育つプロの管理術を解説。
初夏〜夏(6〜8月)収穫の最盛期と秋への切り替え
6〜8月は春に植えた夏野菜が次々と収穫を迎える「収穫の喜び最盛期」です。
同時に、8月後半からは秋冬野菜の種まきが始まる「切り替えの時期」でもあります。
収穫を楽しみながら、次のシーズンに向けた準備を進めるダブルの忙しさと充実感がある季節です。



夏は暑くて管理が大変そうで、つい水やりをさぼってしまいます



夏の水やりは朝夕2回が基本です。朝7時前と夕方17時以降に行うと、根への負担が少なく管理しやすくなりますよ。
6月 梅雨を味方にした管理
6月は梅雨の雨が自然の水やりを担ってくれる一方で、過湿・病気への注意が必要な月です。
水受け皿に溜まった水をその日のうちに捨てること、葉の風通しを確保することが最重要管理作業になります。
また6月後半から遅まきでエダマメやモロヘイヤの植え付けも間に合います。
| 主な作業 | 内容 |
|---|---|
| 水受け皿の管理 | 溜まった水は当日中に捨てる。根腐れ・コバエ防止 |
| 葉の整理 | 混みすぎた古い下葉を除去して風通しを確保 |
| トマトのわき芽かき | 週1〜2回。梅雨の多湿期は特に病気リスクが高まる |
| 追肥 | 2〜3週間に1回。雨で流れやすいため頻度を維持する |
【関連記事】 6月に植える野菜の育て方と、梅雨・猛暑に負けない管理術を解説しています。
6月に植える夏野菜はまだ間に合う!初心者でも失敗しないプランター栽培の秘訣をプロが解説。おすすめ夏野菜7選と梅雨・猛暑対策で夏の収穫を楽しもう!詳しい内容はこちら
7月 猛暑の中の管理術
7月は最高気温が35℃を超える日が続き、水切れと熱ストレスへの対応が最重要課題になります。
朝夕2回の水やり・マルチングで土の乾燥を防ぎながら、収穫の最盛期を楽しみましょう。
また、7月後半からは使い終わったプランターの土の太陽熱消毒を開始して、秋野菜に備えます。
【関連記事】 7月の真夏の管理術と、秋野菜に向けた土づくりのコツを詳しく解説しています。
詳しい内容はこちら↓↓↓
7月は、高温に強い夏野菜の植え付けが引き続き可能な時期であり、同時に秋冬野菜に向けた準備を始める大切な節目でもあります。
8月 秋野菜の種まきスタート
8月後半は白菜・キャベツ・ブロッコリーの種まき適期です。
「秋野菜を9月から始めよう」と思っていると、ほとんどの品種で遅すぎます。
収穫から逆算して、白菜なら8月中旬〜下旬に種まきを始めることが成功の絶対条件です。
| 野菜 | 種まき適期 | 遅らせた場合のリスク |
|---|---|---|
| 白菜 | 8月中旬〜9月上旬 | 結球しないまま冬になる |
| キャベツ | 8月下旬〜9月上旬 | 球が小さいまま止まる |
| ブロッコリー | 8月中旬〜9月上旬 | 花蕾が小さくなる |
| 大根 | 8月下旬〜9月 | 収穫前に寒くなる |
【関連記事】 8月の残暑の中での種まき方法と発芽率を上げるコツを詳しく解説しています。
詳しい内容はこちら↓↓↓
秋(9〜11月)第二のベストシーズン
秋は「春と並ぶ第二のベストシーズン」です。
気温が落ち着き、害虫が減り、昼夜の温度差が野菜に甘みをもたらします。
スーパーで買うより格段に美味しい秋野菜を、ベランダで収穫する喜びを体験できる季節です。



秋の野菜って、春と何が違うんですか?



昼夜の温度差が大きい秋は、野菜の細胞内に糖分が蓄積されます。特にほうれん草・小松菜・大根は秋冬採りの方が格段に甘くなりますよ。
9月 秋の第二スタート
9月は「今年の家庭菜園、春に始め損ねた…」という方の絶好のリスタートの月です。
ベビーリーフ・小松菜は種まきから約40日で収穫でき、秋の食卓をすぐに彩ることができます。
初めて家庭菜園に挑戦する方は、9月からスタートするのも春に次ぐ良い選択肢です。
【関連記事】 9月から始められるおすすめ野菜と栽培のポイントを紹介。詳しい内容はこちら⇩⇩⇩
「9月になったけど、今年の家庭菜園はまだ間に合いますか?」 気温が落ち着く9月は、葉物野菜から根菜類まで多くの野菜が育てやすくなる家庭菜園の「第二のベストシーズン」です。
10月 ニンニク・玉ねぎの植え付け
10月後半は来年5〜6月の収穫に向けてニンニクと玉ねぎを植え付ける月です。
「今植えて来春に収穫する」というゆったりとした楽しみ方が秋の家庭菜園の醍醐味のひとつです。
害虫も少なくなり、水やりも楽になって、管理の手間が夏の半分以下になります。
【関連記事】 10月から始められるおすすめ野菜と栽培のポイントを紹介。詳しい内容はこちら⇩⇩⇩
「10月になったらもう何も植えられないと思っていました」 そう感じている方こそ、10月は葉物野菜に加えて、来春の楽しみにつながるニンニクや玉ねぎの植え付けができる月です。
11月 霜で甘くなる冬野菜の本番
11月は霜に当たるほど甘みが増すほうれん草・小松菜が最高の味を迎える月です。
ニンニク・玉ねぎの植え付けが11月上旬で最終タイミングとなるため、まだの方は急ぎましょう。
不織布トンネルを活用することで、12月以降も葉物野菜の収穫が続けられます。
【関連記事】11月の冬野菜の育て方と、霜対策・保温のコツを詳しく解説しています。
詳しい内容はこちら⇩⇩⇩
冬(12〜2月)仕込みと室内栽培の季節
冬は「ベランダ菜園のオフシーズン」ではなく、「次の春を最高にする仕込みの季節」です。
室内でかいわれ大根・スプラウト・ミントを育てながら、土の再生と資材の整備を進めることで、2月から始まる春シーズンを他の人より確実に一歩早くスタートできます。



冬は何もすることがないから、家庭菜園に気持ちが向かなくなってしまいます



室内でかいわれ大根を育ててみてください。7〜10日で収穫できるので、冬でも毎週「収穫の喜び」を感じながら春の準備を楽しめますよ。
| 月 | 室内でできること | ベランダでできること |
|---|---|---|
| 12月 | かいわれ・スプラウト・ミント・リーフレタス | 冬野菜の収穫(霜当て後が美味しい) |
| 1月 | かいわれ・スプラウト・チャイブ・ベビーリーフ | ニンニク・玉ねぎの越冬管理(月1〜2回水やり) |
| 2月 | 種芋の芽出し(窓辺)・トマト・ナスの育苗開始 | ほうれん草・小松菜の収穫継続 |
【関連記事】 12月の室内栽培と越冬管理を詳しく解説しています。
詳しい内容はこちら⇩⇩⇩
「12月はさすがに何もできない月でしょう…」 そう思って家庭菜園を完全にお休みにしていませんか。 確かに屋外での植え付け選択肢は限られますが、室内栽培を活用すれば12月でも新鮮な野菜やハーブを毎日収穫できます。
【関連記事】1月に植える野菜おすすめ、冬を乗り切る栽培法を解説! 詳細はこちら⇩⇩⇩
1月でも家庭菜園は可能です。ホウレンソウや小松菜など、冬を乗り切るおすすめ耐寒性野菜の栽培法や防寒対策、室内で楽しむコツを紹介。甘みが増した新鮮野菜を自宅で収穫しましょう。
【関連記事】2月に植える野菜おすすめ8選! 詳細はこちら⇩⇩⇩
2月は家庭菜園を始める最適な季節!初心者でも失敗しない、じゃがいもやエンドウマメなど2月に植えるおすすめ野菜8選と、栽培の基礎知識、防寒対策などのコツを徹底解説。
リレー栽培で収穫を途切れさせない方法
「何かが常に収穫できる状態」をつくるのが家庭菜園の究極の楽しみ方です。
これを「リレー栽培」と呼び、収穫の終わった野菜の跡地に次の野菜を植え継ぐことで実現できます。



夏野菜が終わった後のプランターが空になってしまいます。もったいないと感じています



それはまさにリレー栽培のチャンスです。トマトが終わったプランターをリセットして、9月に小松菜を植えれば10月には収穫できますよ。
おすすめのリレー栽培の組み合わせ
リレー栽培は、限られたスペースを有効に活用しながら、年間を通じて複数の野菜を効率的に栽培する農法です。
一方の作物の収穫が終わるとすぐに別の作物を植え付けることで、常にベランダでの収穫を楽しむことにつながります。
この栽培方法を取り入れることで、たとえば春に収穫したラディッシュの後にはベビーリーフ、その後は小松菜といった流れで、年間を通して3種類以上の野菜を育てられます。
土の栄養を最大限に活かし、途切れることなく新鮮な野菜を食卓に届けられます。



どんな野菜を組み合わせたら良いのか迷ってしまうわ



代表的なおすすめの組み合わせをご提案します
| 先行作物 | 後続作物 | 期待できるメリット |
|---|---|---|
| ラディッシュ | ベビーリーフ | 短期間で収穫を繰り返す、土の有効活用 |
| コマツナ | ホウレンソウ | 短い栽培期間で次の作物へ移行、葉物野菜の充実 |
| 春菊 | 小松菜 | プランターを使い回しやすい、食卓の彩り向上 |
| リーフレタス | チンゲンサイ | 比較的短期間で収穫可能、新鮮な葉野菜供給 |
| サニーレタス | シュンギク | 収穫後すぐに次作物栽培、連作障害に強い |
これらのリレー栽培の組み合わせは、プランターのスペースを最大限に活かし、年間を通して途切れない収穫を実現します。
適切な時期に作物を選び、栽培計画を立てることで、ベランダ菜園は一層豊かなものになります。
| 春〜夏(前作) | 秋〜冬(後作) | 注意点 |
|---|---|---|
| トマト・ナス(ナス科)→終了後 | レタス・小松菜・大根 | 連作障害のあるナス科の後は葉物が安全 |
| キュウリ(ウリ科)→終了後 | ほうれん草・水菜・春菊 | ウリ科の後もアブラナ科葉物へのリレーはOK |
| レタス・小松菜(春作)→収穫後 | ミニトマト・バジル(夏作) | プランターを洗浄・土を再生してから使用 |
| エダマメ(マメ科)→収穫後 | 大根・ニンジン(秋まき) | マメ科の後は土の窒素が豊富になっている |
連作障害に注意すべき野菜
同じ科の野菜を同じプランターで続けて育てると「連作障害」が起き、生育不良になることがあります。
| 科名 | 主な野菜 | 連作の目安間隔 |
|---|---|---|
| ナス科 | トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモ | 3〜4年あける |
| ウリ科 | キュウリ・ゴーヤ・カボチャ・スイカ | 2〜3年あける |
| アブラナ科 | 白菜・キャベツ・大根・小松菜・ブロッコリー | 1〜2年あける |
| マメ科 | エダマメ・インゲン | 1〜2年あける |
| セリ科 | ニンジン・パセリ | 1〜2年あける |
プランター栽培では毎年土を入れ替えるか、土壌改良材で再生することで連作障害のリスクを大幅に下げられます。
月別詳細記事リンク集
各月の詳しい植え付け方・管理術は、以下の記事で詳しく解説しています。
「今月何を植えるか」が決まったら、その月の記事を読んで具体的な手順を確認しましょう。
| 月 | 記事タイトル | 主なテーマ |
|---|---|---|
| 1月 | 1月に植える野菜 | 室内栽培・春への土づくり準備 |
| 2月 | 2月に植える野菜 | ジャガイモ芽出し・早春野菜・室内育苗 |
| 3月 | 3月に植える野菜 | 春野菜スタート・レタス・ほうれん草 |
| 4月 | 4月に植える野菜 | 夏野菜苗選び・トマト・ナス・キュウリ |
| 5月 | 5月に植える野菜 | 本番シーズン・エダマメ・シソ・ゴーヤ |
| 6月 | 6月に植える野菜 | 梅雨対策・モロヘイヤ・バジル |
| 7月 | 7月に植える野菜 | 猛暑管理・オクラ・ニラ・秋野菜準備 |
| 8月 | 8月に植える野菜 | 秋野菜種まき・白菜・大根・防虫対策 |
| 9月 | 9月に植える野菜 | 第二ベストシーズン・ベビーリーフ・ニンジン |
| 10月 | 10月に植える野菜 | ニンニク・玉ねぎ・冬野菜の植え付け |
| 11月 | 11月に植える野菜 | 霜対策・冬野菜の甘み・球根の最終植え付け |
| 12月 | 12月に植える野菜 | 室内栽培・越冬管理・来春の準備 |
まとめ
ベランダ菜園は「今の季節に何を植えるか」を知っているだけで、一年中楽しむことができます。
春(3〜5月)に夏野菜を植えて夏に収穫し、8月に秋野菜を種まきして秋冬に収穫する。
この基本のリズムをつかんだら、あとはリレー栽培で空きプランターを作らないようにするだけです。
- 年間を通じたベランダ菜園は「春夏野菜」と「秋冬野菜」の2サイクルが基本
- 3〜5月は夏野菜の植え付けシーズン。4月のトマト・ナス苗選びが収穫量を左右する
- 8月下旬〜9月は秋野菜の種まきが本番。白菜・大根は9月を待っていると遅すぎる
- 10〜11月はニンニク・玉ねぎを植えて来春の収穫を仕込む楽しみがある
- 12〜2月は室内栽培と土の再生で冬を乗り越え、春のスタートを早める
- 同じ科の野菜を同じプランターで続けず、リレー栽培で土を上手にまわす
今いる季節の記事を上の表から選んで、まずは一種類だけ植えてみましょう。
その一株が食卓に並んだとき、きっと次の季節への楽しみが倍増しているはずです。
🌿 野菜ごとの育て方を詳しく見る
カレンダーで気になった野菜の育て方・管理術・よくある失敗対策は、各野菜の個別記事で詳しく解説しています。
今月育てたい野菜をタップして確認してみましょう。
🌸 春野菜・根菜(2〜4月植え付け)
🌞 夏野菜(4〜7月植え付け)
- 🍅 ミニトマト|4〜5月植え
- 🍆 ナス|4〜5月植え
- 🥒 キュウリ|4〜5月植え
- 🌶️ ピーマン|4〜5月植え
- 🥬 ゴーヤ|5〜6月植え
- 🫘 エダマメ|5〜7月播種
- 🫛 オクラ|5〜7月植え
- 🌿 モロヘイヤ|5〜7月植え